のんほいパーク カイジュウ博

 


みなさんこんにちは!のんほいToyohashiです。私たちは8月1日にのんほいパークさんにお邪魔しました。今回で2回目の訪問となるのんほいパークでは現在、自然史博物館で「カイジュウ博2023ー海で暮らす仲間たちー」というイベントが9月3日まで開催されています。このカイジュウ博に私たちのんほいToyohashiが潜入してきました!魅力をたっぷりとお伝えしていきます。


◯のんほいパークについての基本情報

住所: 
〒441-3147 愛知県豊橋市大岩町大穴1−238 

営業時間: 
9:00〜16:30(入園は16:00まで、16:00から一部の動物が見ることができなくなります。)
休園日 月曜日(月曜が祝日の場合は翌日)

主なアクセス:

バス🚌
    豊鉄バス二川線「二川駅」より徒歩約6分
    東部東山線やまびこ号「二川駅」より徒歩約6分

コミュニティバス(「地域生活」バス・タクシー)のご案内
豊橋市の東部地区では、市営のコミュニティバス「東部東山線やまびこ号」が運行しており、JR東海二川駅」へのアクセスが便利です。運行経路や料金、時刻についてはこちらをご確認ください。

コミュニティバス/豊橋市

電車🚃
JR東海二川駅」南口より徒歩約6分

車🚗

名古屋方面
東名高速道路 音羽蒲郡ICより国道1号を静岡方面へ約50分
豊川ICより豊橋方面へ約40分

静岡方面からお越しの方
東名高速道路 浜松ICより国道1号豊橋方面へ約1時間
国道23号バイパス 小松原ICより北へ約5分

(ホームページより引用)


カイジュウ博について
・会場  豊橋自然史博物館 特別企画展示室
・休館日 毎週月曜日(月曜日が祝日・振替休日の場合は翌平日)
・時間  午前9時〜午後4時30分(最終入場は午後4時)
     ※ナイトZOO開催日は午前9時〜午後4時(最終入場は午後3時30分)
     ※ナイトZOOの時間帯では別のイベントが開催されています。
・観覧料 大人700円
     小・中学生300円
     ※このほかに、総合動植物園(のんほいパーク)入園料が必要です。
     ※豊橋市在住の70歳以上の方の観覧料は小・中学生料金と同額です。
     ※未就学児は入園・観覧ともに無料です。
・問合せ 豊橋市自然史博物館TEL0532−41−4747

(ホームページより参照)

カイジュウ博に潜入




カイジュウ博に潜入してきました。この展示は4部構成になっています。
1.渥美半島に流れ着いた生物たち
2.海獣ー海に生きる哺乳類ー
3.海獣たちと共に
4.海の仲間たちが危ない

の順番で見ることができます。

1部では田原市豊橋市がある渥美半島に流れ着いたものについて見ることができます。アカウミガメのガイコツや甲羅の骨、マッコウクジラの肩甲骨などを見ることができます。展示の中には説明も掲載されており、知識を身につけることもできます。(僕はイルカとクジラの違いを初めて知ることができました笑)

 

(このように展示されていました!)

2部ではクジラやアシカ、ラッコといった学ぶことができます。今回の展示では91種類いるクジラのうち84種類のイラストも展示されています。ここには貴重な龍涎香(りゅうぜんこう)というマッコウクジラの腸内結石も展示されています。この龍涎香は貴重である上にとても高価です。シャネル5番という香水にも使われているそうです。ただのマッコウクジラの腸内結石でさえ貴重な物のうえ、海水に長時間晒されることや、捕鯨が禁止されていることから体外に排出されたものしか使えないなどとにかく希少価値が高いものなんだそうです。他にも人の大きさと海の生き物たちの大きさを比較できる展示があったり、クジラの脳油の利用方法の説明があったりと盛りだくさんです。

(クジラの骨大きい!!)



3部ではクジラと人間の関係について知ることができます。クジラを食べたり、利用してきた歴史は長いです。鯨を食べて骨を加工し、道具にしていたものが出土しています。1970年代に絶滅したとされるニホンアシカが1900年代初頭まで伊良湖にいたということもわかっています。日本では古式捕鯨が江戸時代に盛んに行われていましたが、室町時代から行われていました。銛で鯨を捉える捕鯨方法は知多半島で考案されたとされています。このようにクジラと愛知県は昔から関係がありました。クジラは骨、肉、脳油など様々な利用方法で利用されてきたことがわかります。また、有害駆除で駆除したトドは食品の一部に利用されています。時代とともに変化しながら海獣たちと人間は関わりを持ってきました。

4部では近年の環境変化について見ることができます。近年、地球は地球温暖化など環境が変化しつつあります。人間だけでなく地球に住むすべての生物が影響を受けています。海の生物たちに大きな影響を与えているものとして海洋プラスチックごみがあります。海洋プラスチックの中のプラスチック袋などは海の中を漂うことからウミガメなどがクラゲと区別できず誤飲、誤食をしてしまうことが問題となっています。また、深海からプラスチックごみが発見されるなど海全域に影響が広がっています。地球には私たちだけでなくいろんな生物が生息しています。人間のわがままで他の生物たちの生命が脅かされつつあることを再認識させられました。

◯行ってみた感想
カイジュウ博に行ってみてより海の生き物たちを身近に感じることができました。渥美半島にいろんな生物が打ち上げられたり海に住んでいる生物が身近なものに利用されていたり、利用の仕方の歴史を見ることができたりなど意識していないところでもカイジュウたちのお世話になっていることがわかりました。実際に生きている状態でカイジュウたちに会えることはないのかもしれませんが、地球の住むなかまたちにはこんな生物たちがいるということを実感できてとてもワクワクしました。小学生の子には自由研究にもってこいだと思います!カイジュウ博の最後には可愛い被り物をかぶって写真も撮れました!ぜひ一度、のんほいパークへ!カイジュウ博へ!お越しになってみてください。

以上でのんほいパーク カイジュウ博について終わります。